熊本地震の前震発生から、今日で１年です。
正確に言えば、１年前の地震では、ほとんど大きな被害は出ていませんが、
その２日後の本震で、多くの方が亡くなり、家屋が倒壊しました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、今も避難生活を続けて
おられる皆様に、お見舞いを申し上げます。

日本列島は、今後も巨大地震の発生が高確率で予想されています。
福岡では、２００５年の福岡西方沖地震で、ずれていないと思われる
警固断層のうち、陸側の半分は、危険度が最高ランクの「Sクラス」に
指定されており、その両側にも危険な断層が存在しています。

この警固断層の陸側半分が震源になるという事は、福岡市の中心部である
「天神地区」は間違いなく甚大な被害を受けると言うことです。

また、東海沖、東南海地震など、高い確率で発生が予想されている地震では、
被害予想範囲が東北南部から、関東、中部、四国を経て、九州太平洋側まで、
また、近畿から瀬戸内海沿岸までの広範囲に及んでいます。
と言うことは、万が一の時に、国内からの支援物資が「動かない」「足りなくなる」
可能性が懸念されます。

本当に、３日間は自分で生き延びる対策は必要です。